熊本県 天草市の眼科です。
〒863-0043 熊本県天草市亀場町亀川110(地図)
☎ 0969-22-1431 |
翼状片
■ 翼状片(よくじょうへん)
翼状片とは
結膜(白眼)が増殖し、角膜(黒眼)に進入して角膜を覆った状態を言います
大きくなりと、瞳孔(ひとみ)を塞いだり、不正乱視が出たり、腫れて
充血するので目薬治療します
●原因として
潮風や紫外線による刺激、直接 冷暖房・エアコンの風が目に当たる
●予防と治療
サングラスや、つばの大きい帽子で外部からの刺激を避けるように
しましょう。
目薬治療を欠かさず続けましょう。
●手術について
ある程度大きくなったら手術します。
手術は20分程度で終わります
手術後はゴロゴロした痛みがあり、目が開けづらくなるので軟膏を
入れガーゼで保護します。
手術直後の運転や危険な仕事は控えて下さい。
手術後、2週間で抜糸しますが、その間は洗顔・洗髪は控えて下さい
(抜糸の翌日から洗顔・洗髪は可能です。)
結膜下出血
■ 結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)
結膜(白眼)の血管が、わずかな原因で切れて出血し、白眼の皮の下に
広がり白眼の一部が赤黒く見えます。
眼底出血とは異なり、視力には影響しません。
例えば打ち身したら、青あざになったと同じで、悪性の病気ではありません。
●原因として
大声を出したり、お酒を飲んだ後に起こるとされていますが
気圧の変化の為か、天気が崩れた時にも起こるようです。
出血の程度にもよりますが、1~2週間で薄くなります。
出血が多い時は点眼薬を使用します。
人によっては、半年に1回程度起こる場合もあります。
飛蚊症
■ 飛蚊症(ひぶんしょう)
目の前に、黒い物が飛んで見える事を蚊が飛んでいるように見えるという
ことから飛蚊症と言います。
実際にはこの他に、水玉・ハエ・黒いスス・糸くず・おたまじゃくし・輪
などが見えると言われます
これらの物は、目を動かすと、フワッとした感じで、目の動きと一緒に
動いて見えます。
飛蚊症は、眼球の硝子体に濁りが出来たために起こる症状です。
目の中は、硝子体と言う透明でドロッとした物が詰まっていますが
透明な硝子体に、なんらかの原因で濁りが出来ますと
その影が、網膜に映り、黒い物が目を動かすと一緒に見えるようになり
これを飛蚊症と言います。
また、網膜に近い部分にある濁りほど、よりハッキリ見えますし
濁りの大きさにより、その形や大きさが異なります。
殆どの方は、年齢的な変化によるものと考えられますが
まれに、眼底出血や、網膜に穴が開いたり、網膜剥離の重篤な病気の
前にも起こるので、飛蚊症を自覚したら、まず眼科を受診して
精密眼底検査を受けましょう。
重篤な病気ではないか検査してもらい、経過観察で良いか、
治療が必要か診てもらうことが大切です
網膜中心静脈分枝閉塞症
■ 網膜中心静脈分枝閉塞症
動脈硬化と高血圧による眼底出血で、一番多くみられます
網膜の動脈と静脈が交叉している場所で、静脈がせき止められ、しみ出す
様に出血します。眼の上 又は、下の方の一部が霞んで見えます。
そのままにしておくと、浮腫(むくみ)がひかず、歪んで見えます。
後に出血した部位から、新しいもろい血管(新生血管)が出来ます。
数年以内にこの血管が破れて、大きな出血を起こしたり、緑内障の原因に
なりますので、レーザーによる出血部の凝固が必要になります。
眼底出血の場所や、むくみの程度で、治療の効果は異なります。
また、出血の程度は場所を確認する為に、蛍光血管造影を行なう場合が
あります。
出血がひいた後も3~6ヶ月毎の診察が必要となります。
流行性角結膜炎
■ 流行性角結膜炎(はやり目)
流涙、めやにが多く異物感があり強い充血を伴います
医師の許可が出るまで、学生は登校停止になります(2週間程度かかります)
●うつさないために・・・
・石けんを使い流水で手を洗う
・タオル等は自分専用の物を使い、他の人との供用は避ける
・めやにや、涙は手で触らずティッシュで拭き、他の人が触らないように気をつけ捨てる
プール熱
■ プール熱
夏季に幼児や学童に好発します
39~40℃の高熱と強い充血が3~5日間続く
充血は片眼から始まり対眼にも進展し、咽頭発赤も高度である
●感染経路
主に飛沫感染や接触感染によるもの
学校保健法では主要症状が消褪後2日間は登校停止になります