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翼状片

翼状片(よくじょうへん)
翼状片とは
結膜(白眼)が増殖し、角膜(黒眼)に進入して角膜を覆った状態を言います
大きくなりと、瞳孔(ひとみ)を塞いだり、不正乱視が出たり、腫れて
充血するので目薬治療します


●原因として
潮風や紫外線による刺激、直接 冷暖房・エアコンの風が目に当たる

●予防と治療
サングラスや、つばの大きい帽子で外部からの刺激を避けるように
しましょう。
目薬治療を欠かさず続けましょう。

●手術について
ある程度大きくなったら手術します。
手術は20分程度で終わります
手術後はゴロゴロした痛みがあり、目が開けづらくなるので軟膏を
入れガーゼで保護します。
手術直後の運転や危険な仕事は控えて下さい。

手術後、2週間で抜糸しますが、その間は洗顔・洗髪は控えて下さい
(抜糸の翌日から洗顔・洗髪は可能です。)

 

結膜下出血

結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)
結膜(白眼)の血管が、わずかな原因で切れて出血し、白眼の皮の下に
広がり白眼の一部が赤黒く見えます。


 
眼底出血とは異なり、視力には影響しません。
例えば打ち身したら、青あざになったと同じで、悪性の病気ではありません。

●原因として
大声を出したり、お酒を飲んだ後に起こるとされていますが
気圧の変化の為か、天気が崩れた時にも起こるようです。

出血の程度にもよりますが、1~2週間で薄くなります。
出血が多い時は点眼薬を使用します。
人によっては、半年に1回程度起こる場合もあります。



飛蚊症

飛蚊症(ひぶんしょう)
目の前に、黒い物が飛んで見える事を蚊が飛んでいるように見えるという
ことから飛蚊症と言います。
実際にはこの他に、水玉・ハエ・黒いスス・糸くず・おたまじゃくし・輪
などが見えると言われます
これらの物は、目を動かすと、フワッとした感じで、目の動きと一緒に
動いて見えます。

飛蚊症は、眼球の硝子体に濁りが出来たために起こる症状です。
目の中は、硝子体と言う透明でドロッとした物が詰まっていますが
透明な硝子体に、なんらかの原因で濁りが出来ますと
その影が、網膜に映り、黒い物が目を動かすと一緒に見えるようになり
これを飛蚊症と言います。

また、網膜に近い部分にある濁りほど、よりハッキリ見えますし
濁りの大きさにより、その形や大きさが異なります。
殆どの方は、年齢的な変化によるものと考えられますが
まれに、眼底出血や、網膜に穴が開いたり、網膜剥離の重篤な病気の
前にも起こるので、飛蚊症を自覚したら、まず眼科を受診して
精密眼底検査を受けましょう。
重篤な病気ではないか検査してもらい、経過観察で良いか、
治療が必要か診てもらうことが大切です


網膜中心静脈分枝閉塞症

網膜中心静脈分枝閉塞症
動脈硬化と高血圧による眼底出血で、一番多くみられます
網膜の動脈と静脈が交叉している場所で、静脈がせき止められ、しみ出す
様に出血します。眼の上 又は、下の方の一部が霞んで見えます。

そのままにしておくと、浮腫(むくみ)がひかず、歪んで見えます。
後に出血した部位から、新しいもろい血管(新生血管)が出来ます。
数年以内にこの血管が破れて、大きな出血を起こしたり、緑内障の原因に
なりますので、レーザーによる出血部の凝固が必要になります。

眼底出血の場所や、むくみの程度で、治療の効果は異なります。
また、出血の程度は場所を確認する為に、蛍光血管造影を行なう場合が
あります。
出血がひいた後も
3~6ヶ月毎の診察が必要となります。



流行性角結膜炎

流行性角結膜炎(はやり目)
流涙、めやにが多く異物感があり強い充血を伴います
医師の許可が出るまで、学生は登校停止になります(2週間程度かかります)

●うつさないために・・・
・石けんを使い流水で手を洗う
・タオル等は自分専用の物を使い、他の人との供用は避ける
・めやにや、涙は手で触らずティッシュで拭き、他の人が触らないように気をつけ捨てる



プール熱

プール熱
夏季に幼児や学童に好発します
39~40℃の高熱と強い充血が3~5日間続く
充血は片眼から始まり対眼にも進展し、咽頭発赤も高度である

●感染経路
主に飛沫感染や接触感染によるもの
学校保健法では主要症状が消褪後2日間は登校停止になります